不登校

 1回目の緊急事態宣言の頃は、なかなか夏休みが終わらず、やばいと思った頃もありましたが、今のところ、娘は不登校ではありません。私立の進学校なので成績は相当悪いですが、それでも学校は好きだと言ってくれます。昨日、BSスペシャルで不登校とフリースクールの番組をやっていましたが、そこに出てくる子供たちは、”こうなってしまうのは仕方がない”と思える”教師や周りの生徒からの濡れ衣”やそこから発展した”いじめ”がきっかけになっている子供達もいれば、”どう考えても、本人が甘えているだけで、それを親が腫れ物にでも触るように扱ってきた結果ではないのか?”と思いたくなる様な子供達もいました。私は、特に、小学生の姉弟を不登校の子供として抱える家庭が非常に気になりました。お姉ちゃんは完全に被害者で、やってもいない悪事をやったと教師からも同級生からも言われ、もう何もかも嫌になったパターン。一方で弟は”僕がやりたい様にやらせて欲しい”と主張し、どう見ても親が甘やかした結果でこうなったパターン。特に、この弟は2−3年生だった記憶していますが、一日中、ゲームとYOU TUBE三昧で、このままではこの子の為にならないと冷静に話し合おうとした父母に向かって、”ねえ、話は終わった?ゲームしたいんだけど・・”という豪傑さ。強制されるのが大嫌いというわけです。これに対して児童心理学を専攻していたと思しき、何人かの教育の専門家がでてきて、”子供の自発性に任せるべきで、不登校は今や悪ではない”とまで断言していました。確かに文科省は”不登校の子も認め、彼らが教育の機会を失わない様、フリースクール等、学校以外の居場所を認める法律”として2017年に教育機会確保法というものを制定しています。この番組に出てきたあるフリースクールではそこに居るスタッフは勉強を強制しないし、積極的に勉強を教えないポリシーで、子供たち自身に計画を立てさせた上で、やりたい事を自由にやらせる様なシステムでした。その中から興味のある分野が出てきて、子供達自身が自分にマッチした進路をそれぞれ見つけ、自発的に必要な教科や学校を選択して勉強しだすということらしいです。正直、このお姉ちゃんの様な子供には最適だと思いましたし、良いシステムだと思いました。私は古い人間ですが、私自身がそういう性格なのでよくわかります。教師に教えられて良かった勉強は何1つないと断言できます。教師に教えられたのは、勉強や部活に向き合う姿勢やテストや受験に向かう精神力、そして、その教師のもつ魅力によって、自分もあぁなりたいという一人のお手本となる人間像の様なものです。絶対に勉強は自分の力で、独学やるべきものだという考えは社会に出ている自分の中でいまだに根強いし、仕事にもそのポリシーは生きています。つまり、学校は学科を学びに行く場所ではなく、社交性を含む人間形成の場所であり、学科を学ぶだけならば、自分で教科書や問題集を使って学び、補完として塾に通えば十分です。そういう意味でこの教育機会確保法というは、的を得ていると感じます。不幸にして義務教育期間の学校では勉強や部活どころではなく、いじめ等で負のスパイラルしか与えない場合だってありうるわけですから。我々の学生時代は、その逆境に耐えてこそ、人間は強くなるし、それが、社会で生き延びるために不可欠とされてきたわけですが、私はそんな事は絶対にないと気づいていました。教師や親も人間ですから、自分が不機嫌な場合にそういう根性論とすり替え子供に暴力を振るい、暴言を吐いてはけ口にしているということはそのあたりのつっぱりと同じく、ありうるということに早くから気づいていました。だから、安心して自分の目指したい道を目指す事ができない学校ならば、フリースクールは絶対にありだと思い、システムには賛成です。ですが、一方で、この弟の様なケースに対してどうでしょうか?自分のやりたい事を自由に続けていられる世界がこの世にあるかという話になりませんかね?この様な子が自発的に何かに目覚め、俄然やる気を出すとすれば、それは自分が大好きなゲームやYOU TUBEの何かでしょう。しかし、その世界で飯を食うプロになるということと、ユーザとして楽しむということは、全く別の話です。もちろん、小学校低学年にそんな理屈がわかるはずはない。つまり、一旦、強制力を持って王道に戻してやる必要があると思うのです。親が説教している最中にその長い話はいつ終わるのか?と顔色1つ変えずに質問する子供が、正常な躾をされてきているはずはない。この子は上司や先生に対しても同じ事をいうのか?と言えば、そんな事はないはずで、親だから甘えているわけです。親に甘えて学校に行かず、親もそれを容認している。学校が学びの環境に最適でないわけではなく、機会を失っているわけでもなく、学ぶ気がないわけです。こんな状態で不登校になっている子は、引っ張ってでも学校に押し込むべきだと思います。そこでどんな反応が出るか?をよく見てから、不登校扱いすべきではないですかね?色々、苦労はあるのでしょうが、それはどの家庭にも、それなりの苦労があります。正直、この親には甘さと憤りを感じ、こんな子供を、絶対に、そのまま社会に出してくるなよと思いましたね。

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