貢献できる働き方

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 上司に仕事を命じられたとき、部下はそれを断る権利は、まず、ありません。上司はこの仕事を、あなたならばできると評価し、仮に途中であなたが何らかの理由で業務遂行困難になっても、引き継げるレベルにまでは仕上げて撤退してくれると信じて依頼しているはずです。つまり、あなたに仕事を任せる上でその失敗のリスクは極めて低いと判断しているわけです。しかし、その好評価とあなたの受け止め方は全く別物でこんなクソ忙しい時に、何故、自分にばかり仕事をふるのだ?しかも、緊急の要件ばかりを持ってくるが、もしかしたら、リストラが道義的に難しいので、失敗させて、自ら退職を申し出るのを待っているのか?と疑心暗鬼になることもあるかもしれません。

 では、自分にとっては身に余る、責任の大きな立場や役職に推薦された場合はどうでしょうか?これは個々の仕事の指示や命令とは違って会社における1つのキャリアップを提案されているわけで、特に今の時代は上司は無理強いできないし、部下であるあなたも断る権利はあります。もちろん、その権利とは裏腹に個人的な感情までは縛ることはできませんから、断り方次第で、その上司の風当たりがあなたに対して強くなったり、不機嫌になったりする事はパワハラにならないレベルであるのかもしれません。私も覚えがあります。ある部署の課長への推薦を断ったのですが、私はその時、管理職などになって、技術から遠ざかり、黒も白と言わなければならない様な世界では、自分は絶対に幸せになれないという確信がありました。子供も小さく手がかかり、夫婦共働きで家庭が忙しかったというのもあります。課長の自分を管理し、査定するその直属の次長や部長という人たちは自分にとっては信頼できない人だったというのもあります。

 しかし、その部署の課長を断って2年後だったと記憶していますが、今度は自分が信頼している別の次長から”君が管理職を拒んでいるのはわかった上で、お願いしたいのだが、この部署(断った部署は別の部署)の課長を有期で受けてくれないだろうか?実は、あてにしていた候補がご家族の介護にウエイトをおかなければならなくなったのだ。助けてくれないか?”と相談があったのです。私は何も聞かず、ただ、その次長の力になりたいと思い2つ返事でOKしました。私はこの次長と一緒にここまで事業を成長させてきたという自負もあったし、何よりもこの次長に若い頃、大変迷惑をかけ、世話にもなったという思いが強く、恩を返すのは今しかないと思ったのです。同じ課長への推薦なのですが、全く2年前とは違い清々しい気持ちで受けました。

 仕事のモチベーションは自分が誰かの役に立ち感謝されているということに気づいた時にMaxになるのは間違いありません。私の経験では給与やボーナスが上がったとか昇進したなどは、一瞬でその幸福感も消えてしまい、際限のない欲望だけが残ります。何故なら、それはただの結果に過ぎないからであり、極端にいえば、邪な気持ちで正しい道ではない道を選んでも、出世したり、所得を増やしたりすることはできてしまう場合があるからです。一方で出世や所得度外視で人や組織のために自分は貢献していると感じながら、日々、仕事を遂行したり、与えられた責任を果たそうと努力している事は何事にも変えられない最高の幸福感や充実感に満たされ、ストレスも減り心地良いものになります。貢献できていると実感できる働き方をしたいと思う人は自分は一体、この会社で何ができるのか?ではなく、何を求められているのか?を考えながら働くのです。また、前述している通り、どんなに威圧的に命令され様が、所得を倍増され様が、そんな事では部下は思い通りに動いてくれないことを管理者の皆さんは意識していた方が良いと思います。

投稿者: KAZU

生まれも育ちも長崎で長崎在住のブロガーです。仕事はエンジニアで普通のサラリーマンでブログです。このブログは主に3つのカテゴリーで構成していて1つは仕事術や図解などノウハウブログ、もう1つは自身や目標を立てて取り組んでいる事などを紹介したチャレンジブログ、そして最後は万年筆、Mac、ギターなど私の好きなものを集めたホビーブログです。

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