サンカ(山窩)

私も最近、知ったのですが、かつて大和朝廷から滅ぼされた、熊襲、蝦夷、土蜘蛛等と言った反体制の少数民族の一種で、サンカ(山窩)と呼ばれる民族が昭和までこの日本の山の中に戸籍も持たずに、生存していたという情報を得ました。同和問題や部落差別問題で取り上げられる、穢多(エタ)や非人の子孫の方々は生まれながらにして言われもない差別を受け、人として扱われない過酷な時代を過ごされた方々も多いと聞きますし、現代でさえ、まだ、特定のエリアに差別問題が残っているそうですが、その方々には、きちんと戸籍はあって日本人として認可されている点で、日本政府のサンカの方々に対する処遇は違います。まず、いつからこの方々が我々、日本人の先祖の系列から外れて、山で独自のライフスタイルや文化を形成して暮らす様になっていたのか?というのは諸説あます。一説には縄文時代の終わりから弥生時代の初期に日本に暮らす人達(あえて日本人とか国民という表現は避けます)の中にフラットな関係の縄文文化から上下関係のある弥生文化に移行できた弥生人と、自然と調和したライフスタイルでフラットな関係を維持したい縄文人に分かれ、弥生人の子孫が我々一般の日本人に、一方、縄文人の子孫が少数民族に分岐していったという説もあります。この分岐点が大きな時代の変わり目において、諸説あり、現代に近いところでは明治維新後という説まである様です。私は色々、情報を見ていく中で、彼らは、サンカではない日本人(弥生人の子孫)と自分たちの獲った物や手作りの生活品を農作物やお金と交換していたという事実があったり、使っている文字はサンカ文字と呼ばれる独特の象形文字で、サンカ同志は全く通じない言語(隠語という説もありますが)で話していたという事実から、縄文人説を信じています。私はこのサンガのご先祖様は、熊襲とか蝦夷の様な戦闘能力の高い少数の弥生民族ではないと思うのです。もし、大和朝廷の脅威になる様な武装集団であったならば、まず、中央政権に従わせる為の交渉があり、交渉の場では、大和朝廷から使者が伝える言葉の意味を解していなければならないし、返答もまた然りです。蝦夷の中には阿弖流為(アテルイ)の様に戸籍を持っていたかどうかは兎も角も、勝者側の大和朝廷が書き残した名前すらあります。つまり、蝦夷や熊襲は我々、日本人の先祖、つまり上下関係のある文化を受け入れた弥生人を先祖に持つただの反政府軍であり、”何か大和政権のやり方が気に食わないから従いたくない”という集団だからこそ、滅ぼされたのだと理解しています。サンカという特殊な言語や文化で戸籍すら持たない日本人が本当に弥生時代から昭和まで生存できていたとしたら、それは毒にも薬にもならない中央政権にとっては脅威でも何でもない民族だからこそ、捨て置かれた結果だったのではないか?と思うのです。分岐点が現代に近づくと今度は使っている言語や文化の面で矛盾が出てきそうです。流石に明治維新が分岐点だと仮定した場合、新政府のやり方に耐えらなくなった江戸時代の庶民が、いきなり山の中で独自の文字や文化を考え出し、自然と協調した暮らしを築いていたというのは考えづらいです。似たような民族にアイヌ民族の方々がいます。しかし、彼らはのルーツはその身体的な特徴から我々、日本人が属するモンゴロイドではなくシベリア南部に多いコーカソイドにあり、明治時代に統制されるまで別の意味で日本人扱いされていないし、地理的にも大和政権や幕府等の覇権もロシアから統制される事も免れたのだと想像します。旧石器時代から現代まで続いている民族という説もあり、ちょっとサンガとは違う理由で生存し続けてきたわけですが、言語や文字が明らかに日本語とは異なり、フラットな関係を良しとする点などは、縄文時代あたりから長らく生存してきた民族という点で共通している様に思うわけです。おそらく、アイヌも日本国の脅威にはなり得なかった為、長く生存したのだと理解します。失礼だなと思うのは、ドロップアウトした日本人がアイヌやサンカのふりをし、悪事を働いた例も多くあった様で、彼らのステータスを落としている点です。戦後になって、目撃例はなくサンガは姿を消したそうです。これが何を意味するのか?アイヌの様に既に現代人に同化した結果なのか?、日本人としても認められず、生活困窮者としてホームレスに紛れて暮らしているのか?密かに政府が集落を襲い、皆殺しにしてしまったのか?きっと自分はサンガの子孫であることを知っていても、明かすことはないと思うと残念です。あの縄文から弥生に移行するときに、現代までの人類の発展があった反面、人がヒト族たる、大事な掟を破り、破壊し尽くしてきたとも思うからです。それを取り戻そうとして、コロナは暴れ回っているのかもしれませんね。スペイン風邪もエイズもSARSも、多めにみてやったが、今度ばかりは愚かな人類を許さないという感じで猛威を振るっている様に私は思えます。

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