図解の効果

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 人は自分が考えていることを自分の考えている通りに理解してくれることは、まず、あり得ないと考えておいた方が無難と思う様になったのは40代半ばからでした。それまでは、こんなに手をかけて文章にまで起こして説明しているのだから、理解していないはずはないと思っていたし、ある時は、この問題を解決するには、誰が考えてもこのアプローチしかないのだから、そこまで、このアプローチを丁寧に説明しなくてもわかるだろうとたかを括っていたのです。細かく説明している暇などないので、とにかく、やってみて、現場で出てきた現象を見て次を考えろという感じで人を強引にリードしていた感じですかね。しかし、私のこのリードに対して、人は強引な私に判ったふりをしてついてきてくれていたか、話半分で聞いて、独自に期待しないアプローチで進めているかのいずれかであることが漸く、40歳を過ぎた頃に気づいたということで、私の考えを100%とは言わないまでも、おおむね理解し、賛同して協力してくれていた人は今から思えば少なかったのではないか?と予想するのです。おおむね理解するためには、まず、そこにある資料を読み、説明を聴こうという態度にならなければ、スタートにも立っていないも同然です。何十人かが、めでたく、そこからスタートできたとしても、だんだんと私の説明を聴くのが辛くなり、あるいは、だんだんと聴く気が失せる説明だったりすれば、1人、2人・・とこの静聴マラソンから離脱していくわけです。当然、この離脱した人たちは何とかスタートはしたわけですから、私の提案に協力はしてくれるものの、もはや、それぞれが勝手な解釈をしだし、”わかりました。やってみます。”と質問もなく、自分の仕事に展開します。もっとタチが悪いのは、私を尊敬したり、極端に怖がっている人たちで、全く理解していないのに”ラジャー。どこまでもついていきます”という態度の人たちです。憎めないのですが、ほとんどが期待しない結果を出してきます。

 私がこれを悟った時に、なんとか一目瞭然、誰がみても指示がわかる様な説明の仕方はないだろうか?と悩みました。悩んだ末、行き着いたのが、図解でした。ホワイトボードで説明する際に四角や丸などであるブロックを括ったり、それらを線で結んだり、する単純なフレームワークをどんなに単純な説明や指示でも添えることでした。例えば、次の様な文章があったとします。

 (例文)A社のパソコン(PC)にOffice365インストールするにはOSは必ずWindows10を選ばなければならないが、一方でB社のPCであれば、Windows XP以上のOSであれば可能なので顧客XにはA社PCを顧客YにはB社PCを推奨し、顧客ZにはすでにWindows 7 でA社PCが稼働中なのでOSをWindows10にアップグレードしてOffice365を推奨する提案にしたい。

 おそらく、人はそれぞれ頭の中に自分なりの絵を描いて情報を整理し、この様な文章を絵として理解しようとしているとMindmapを発明したトニーブザン氏は説明しています。トニーブザン氏のみならず、情報系や脳科学系の学者たちは同じことを言うと思いますが、私はこの程度の文章をみんながバラバラに解釈するなど考えられないと思っていたのです。もちろん、PCに全く触れたことがない人がこの文章を解釈できないということは除きます。しかし、文章では最初、理解して読んでいても、文章が長くなればなるほど、登場人物や事象の関係性が増えれば増えるほど、誤認する確率が上がるというのです。”あれ、Windows7の顧客は・・A社だっけ?え?A社はPCの会社だった・・”みたいな。これを見直したいとき俯瞰的に見て短時間で整理するには以下の様な絵を添えておけば良いことがだんだんやってみて判ってきました。

投稿者: KAZU

生まれも育ちも長崎で長崎在住のブロガーです。仕事はエンジニアで普通のサラリーマンでブログです。このブログは主に3つのカテゴリーで構成していて1つは仕事術や図解などノウハウブログ、もう1つは自身や目標を立てて取り組んでいる事などを紹介したチャレンジブログ、そして最後は万年筆、Mac、ギターなど私の好きなものを集めたホビーブログです。

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