思考ツールとしてのノート

最近、また、手帳に興味が出てきています。ルーチンの管理ツールという意味では、特に手帳がなくても、やるべきことはわかっていて、それを自分の意志で、毎日、こなしていくだけなので、手帳に日々管理されるまでもなく、それは不要だと思っています。手帳に細々とデイリーで書きだすという行為に効率の悪さや無駄を感じていたのです。例えば、今朝、ラジオ英会話の5月号のLesson 1をやれば、明日は必ずLesson2をやることは分かっているのに、それをわざわざ予定に書いて、何になるのか?という事です。仮にそれをサボったとしたら、明後日Lesson2になり調整日の日曜日を使ってLesson1-Lesson5までを消化するのですから、予定通りなのです。2回サボれば日曜日に2回分のLessonをやってWeeklyで遅れがない様、調整をするのですから、手帳に書いて管理するほどのことはありません。決めたことを守る人間には手帳は不要だと私は思うのです。しかし、高田晃さんという手帳術に詳しいコンサルの方がやっている動画をYOU TUBEで見ていると、彼は確かに予定やルーチンの管理に手帳を使う事を勧めているのですが、それ以外にもアイデアを書き留めるツールとしてA5版のシステム手帳にさっとメモって、B5版リフィルのルーズリーフに詳しく転機するというノートと手帳のコラボを実践している様なのです。私がノートというものに違和感を覚えるのは、検索性の悪さで、何かを考える為に手で自由に書き出してみるツールとしてはわかるのですが、一度、書いたものを読み返すのか?という点に関しては、学生時代から疑問がありました。勉強の場合、暗記の為に使うツールとしてのノートならば、まだ、いいのです。例えば、左半面に和文、右半面の英文をコピーして貼り付けて、重要構文を暗記するツールとして使うという様な使い方です。しかし、手書きで書く意味はなく、多色ボールペンでアンダーラインをひいたり、マーカでカラフルに強調するなどは勉強の本質ではなく、ただ、綺麗なノートを作ったという自己満足です。手で何かを書くという事は脳の中だけでは漠然としているアイデアや知識の点と点が結びつかずに、全体としてモヤモヤしたり、事象の関連性に気づかないことで実は共通している問題に気づかず異なるアプローチをし、非効率的な仕事をしたりすることなどを避ける為に行う行為だと思っています。文字ばかりではなく図解して考えた方が早いという場合もありますが、その場合も手書きの方が最適です。高田さんはそういう考える作業にはA4ノートをさらに別に持ち歩いているそうです。彼曰く、携帯するホワイトボードであり、紙面はできるだけ広い方が良いということで流石にA3は持ち歩けないのでA4で妥協されているということらしいです。そう。私はここで気づきました。何か問題提起し、その解決策を1から考えてアイデアを出すという行為を長らくやっていないという事です。仕事ではやっているのですよ。日々、起こる、突発的な想定外の問題や長期で抱えている問題は、必ず、会社組織の中にはあるわけで、それを解決する事が仕事なのですが、突発的な問題で1日終わってしまうことが多く、長期で抱えている問題に行き着けない。いや、時間がある時でも、長期で抱えている問題に取り組もうとしていない自分に気づきます。そこで今一度、この思考のツールとして手帳、ノートあるいはカードを活用してみようという気になったのです。管理の為のツールではなく、考える為のツールです。ただし、私の場合は長続きしない問題があって、アイデアをメモるという行為が苦手なのです。ある、長期的な問題があるとして、それを解決する情報をどこから、どうやって得れば良いのか?で壁にぶつかります。思いつくのは同業者の情報を得ることなのですが、少なくともWeb上で公開されている様な情報がそう簡単に異なった組織で使えるわけはないのです。じゃあ、組織そのものを真似したいある有能な企業に合わせなければならないじゃないか?ということになり、表面的なアイデアは採用できないことに気づくわけです。結局、会社で起こっている問題はその組織でもできる事を独自に考えなければなりませんが、その知恵には限界があります。仕事に関しては、何か見つけても、ほとんど、使えないアイデアをメモることに意義を感じなくなるのです。では仕事以外の問題ということになり、自分たちの仕事の効率を上げるツールのプログラム開発の様なことに自然に目がいきます。現在、私がやっているPythonはその一環ですが、メモるという行為は伴いません。効率化のヒントをいきなり紙に書き出してプログラムにしたいネタをフローチャートや図解で書き出すということになります。その後、プログラムにしたら試行錯誤で動かしながら期待通りのOutputとなる様、改良を繰り返す作業です。何かを問題提起し、アイデアを練りながら解決策を企画するという事が自分の場合、意外に少ないことに気付かされます。私生活の問題を含め、手帳やノートをどう思考ツールとして使うか、そこから考えてみたいと思います。

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