痙攣性発声障害:息継ぎの重要性

 これは、発声時、声帯が開いて息が抜けやすい外転型だけに当てはまり、個人差はあるのかしれませんが、普通の人が一息で言える文章が一息では難しく何度も息継ぎしないと音がフェードアウトしてしまいそうになるという事を感じていらっしゃる人はいないでしょうか?私は毎日、リハビリに和文と英文の音読を取り入れており、その音読の時には調子が良く発声できていたのに、それから1時間も経っていない時刻での日常会話ですら、非常に発声困難で状態が悪いという現象を不思議に思って色々、考えていたのですが、これは息継ぎに問題があると思っているのです。音読は自分のペースで息継ぎし、息継ぎを行う文節も自由です。別に相手がいるわけでもなく、待たせることもありません。一方、会話では、何度も息継ぎして、1つ1つの音を明瞭に発声できたとしても、あまりに短い文節で切って会話すると相手に違和感を与えるのではないか?と不安になります。また、英会話学習でも、教材の中で会話形式になると、こちらのパートが読み終わっていないのに、一定時間経過すると相手のパートが被ってくる場合があります。従って、十分な息継ぎができないまま、発声する事になる為、所々、フェードアウトするケースが増えます。しかし、息継ぎをせず且つ、音もフェードアウトしない様に発声しようとすれば、腹式呼吸か努力発声になる為、腹式呼吸は、歌唱と同じで、そんなに長い時間、継続できないし、努力発声の場合は喉へ負担をかけ、結局、”ゆっくり力まずに話す方が、声帯が開きにくく、スタートは小さな声でも、だんだん話しているうちに明瞭になってくるという最良パターン”からどんどん遠ざかっていきます。外転型はとにかく力んだ発声は厳禁なので、相手に違和感を与えても気にせず、十分な息継ぎをしながら、ゆっくりと話して良いということに私は最近、気づきました。それを繰り返しているとだんだんと息継ぎが減ってきて、普通に話せる様になります。これは力まないことで声帯が定位置で固定され、動きが小さくなる為、息が抜ける頻度が減り、発声しやすくなってくると私は解釈します。もし、私と同じ外転型の方で同じ苦労をされている方がいらっしゃるならば、息継ぎをお勧めします。私たちは健常者でありません。だから、話し方が、少し、おかしくても、通じればそれで良しという意識を持ちましょう。諦めずに頑張りましょうね。

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