痙攣性発声障害:無声音と話す速度

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 外転型だけに限ったことかもしれないし、私の声のキーに依存している可能性もあるのかもしれませんが、努力発声の時は声のキーが比較的、高くなっていることが多いです。しかし、甲状軟骨形成術1型という手術は元々は本人が一番、発声しやすい、または、最も響きやすい音を手術中、探りながら、そこで声帯がうまく振動する様にクリアランス調整をしているので、その理想的な音域と比較した場合、明らかに努力発声の時に出てしまう音は高いと感じます。術後1年間は、とにかく通常より低い声で話すことを心がけてくださいと主治医から言われていました。私の場合は、比較的、低音の方がよく響くという判断で今の位置に声帯のクリアランスがくるよう、骨を削って合わせている感じです。しかし、本人にとっては、そういう自覚なく、歌う時も、話す時も、そのよく響くと診断されている低音よりは、明らかに高い音を使っていた訳で、すでに術後3年経過しましたが、なかなか、低音で話し続けることが難しいです。お酒を飲んだ翌日は酔いに任せて、大声で話しているのか、声が枯れており、割と低い声になるため、出しやすい時もあるのですが、それを維持するというのが非常に難しいです。

 低い声というのはそもそも無声音に近づくため、コソコソ話の声が入り混じっている状態になることが多く、文末がよく聞き取れない場合に聞き返されることがあります。勿論、相手が聞こえる様に声を張れば、より高音に近づくため、外転型の私は声帯は開き勝手になり、声が抜けてしまい、息継ぎが増え、苦しい努力発声に近づきます。内転型の人はその逆で声帯は閉まる方向になる、声が詰まるそうですが、その経験は、勿論、ありません。外転型の方はやってみると分かると思いますが、無声音、つまり、コソコソ話をすると、全く、普通通りに息継ぎをせず話し通すことができると思います。しかし、いくらスムーズに息継ぎなく話せるからと言ってコソコソ話を続けることは変な癖がつき、声帯にも負担がかかるため、禁止されています。ここに少しでも音を乗せ有声音にしようとすると途端、息継ぎを頻繁にしなければ、明瞭な音にならないため、普通に話す速度では息切れするはずです。経験的には無声音の声帯位置付近でいかに声帯を低音で響かせることができるかが、外転型の私の場合はポイントです。

 無声音が混じり文章や言葉の端々が聞き取りにくいことや、ゆっくりした話し方を許容してもらえるケースがたまにあるのですが、この状態を継続していくと、非常にスムースに息継ぎなく低音で話すことができる様になる場合があります。それを感じたのが、宴会などの挨拶を任され、マイクの前で20分程度、挨拶をした時でした。マイクは弱々しい声でもある程度の声を拾い、かつ、挨拶ですから、比較的、ゆっくりと落ち着いて話すことを求められます。聴講している相手に時々、質問して、間をもたすことができるプレゼンなども同じ場合があります。つまり、低音で時々無声音になっても、気にせず、なるべく息切れしない様にゆっくり話す習慣をつけることが外転型の場合には必要な様です。

投稿者: KAZU

生まれも育ちも長崎で長崎在住のブロガーです。仕事はエンジニアで普通のサラリーマンでブログです。このブログは主に3つのカテゴリーで構成していて1つは仕事術や図解などノウハウブログ、もう1つは自身や目標を立てて取り組んでいる事などを紹介したチャレンジブログ、そして最後は万年筆、Mac、ギターなど私の好きなものを集めたホビーブログです。

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