痙攣性発声障害4:努力発声

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 前回、11月4日に痙攣性発声障害3:甲状軟骨形成術を投稿して約1ヶ月経ち、少し間が空きましたが、術後3年になりますので、今の状況を綴ってみたいと思います。結論から言えば発症前の状態には回復していません。しかし、リハビリだけを行っていた頃に比べれば、発声しやすくなっているのは事実です。日によって状態が変わるということが多く、この原因の1つと考えているのは、興奮して努力発声で会話した後や自分の音域より高い音域の歌をファルセット気味で歌った後に普通の音域での会話がしにくくなるということです。努力発声とは文字通り、力んで話すことです。声帯が開くためにうまく振動しないのが、この外転型の原因で声帯の振動不良で発しているスカスカの音を大きな声として届けるには複式で発声するしかないわけです。喉に力を入れたとしても、力めば力むほど、声帯が開くのですから、それは逆効果であり、早口で話すのも、あまりよくありません。しかし、やっていただくとわかると思いますが複式呼吸で会話する状態を長く続けることはできません。結局、静かに落ち着いてゆっくり話すしかないのです。ところが、この理屈を頭で理解し、落ち着いて静かに話していても、途中で相手に聞き返されると反射的に喉に力を入れてしまい、だんだん、努力発声になってきます。喉に力を入れても声帯が開くだけなので、ますますスカスカになり、また複式呼吸で話すという繰り返しです。気づいたら少々、過呼吸気味になり、長い会議の後などは胸部から腹部までパンパンだし、痺れていることもあります。

 熊本でやっていたリハビリは今はやっていませんので、日常会話や英語学習時の音読がそのリハビリの代わりになっています。3年経って思うのはおそらくリハビリだけを続けていてもここまでの回復は見込めなかったということと、逆にこのまま普通の生活をしていて、これ以上の回復が望めるのか?ということです。京都のヒロシバ耳鼻咽喉科では術後1年目の診断でさらに手術で声帯の位置を狭めることはできると言われていて、再手術も提案されました。私の生命保険の特約規定では100% 適用できるので京都までの旅費はかかりますが、手術代と入院費はただです。しかし、術後1週間は、一切、話せない筆談生活を余儀なくされることで会社を休むことになります。前後合わせると結局、2週間は会社を病欠しなければなりません。それと引き換えに再出術でどこまで回復するのか?に疑問があったし、その当時はリハビリで改善する可能性もあると思い、再手術は断りました。しかし、今は少し迷っています。

 この迷いはコロナの影響でネットミーティングが主流になったことや、面着の会議ではマスクをつけて会議に臨まなければならないため、静かに冷静に話すというのが、よりやりづらくなってきていることに起因しています。むしろネットミーティングの方がマイクのボリュームで声を調整できて良いと最近気づきましたが、ネットミーティングではホワイトボードを使ったアナログな説明ができないので、今ひとつ、説得力に欠けるというのが弱点。一方、面着の場合、Face Shieldをすることも考えましたが、ほとんどの人がマスクで参加している中、ちょっと浮きそうでつける勇気がありません。長くてもあと10年の会社生活をいかに乗り切るか?が喫緊の課題です。

投稿者: KAZU

生まれも育ちも長崎で長崎在住のブロガーです。仕事はエンジニアで普通のサラリーマンでブログです。このブログは主に3つのカテゴリーで構成していて1つは仕事術や図解などノウハウブログ、もう1つは自身や目標を立てて取り組んでいる事などを紹介したチャレンジブログ、そして最後は万年筆、Mac、ギターなど私の好きなものを集めたホビーブログです。

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