文で覚える単熟語

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 初心に帰って、ボキャブラリーをコツコツと増やし、リーディングを徹底的にやると決めたので、これまで続かなかった教材を引っ張り出して見ていたら、旺文社出版の”英検2級 テーマ別 文で覚える単熟語”が目に止まりました。TOEICは一応、630点なので2級ぐらいはいけるだろうと高を括って買ったのですが、当時は続きませんでした。一方、シンプルな単語帳もいくつか持っているのですが、例文と一緒に覚える方式ではあるものの、ストーリ性がないため、その例文がほとんど長期記憶として定着せず、結果、覚えられないという悩みがありました。

 この”文で覚える単熟語”は英検の過去問から抜粋された、1つのビニエットが150〜250語ぐらいのテーマ別のコラムになっており、そのテーマは全部で9つに分かれており、環境・資源、科学・技術、社会・ニュースなど多岐にわたっています。まぁ新聞で言えば社説のような感じですかね。最後、テーマ8、テーマ9はリスニングになっていてCDがついています。見開きの左半面にビニエット、右半面が単語帳で赤いセルシートを置くと和文の意味が消え、単語の定着を確認するテストに使えます。

この教材の主目的は英検2級レベルの単語や熟語を覚えることなのですが、この教材はリーディング学習の側面も持っています。英文でたった5〜6文ぐらいの極めて短いコラムですが、自覚したことは、”文法上、間違って覚えている知識があって直訳から間違っていること”また、”正しく直訳できてたとしても違和感のない日本語に訳せない”ということ。次にあげる例文がまさにそれを実感したものです。

 In search of a way to use everyday roads as a way of making energy, the specialist at a U.S. company have designed a thee-layer road with solar panels in the middle.

 カンマの後のthe specialist以降の文はS+V+Oの文章で”米国企業の専門家が中間層にソーラパネルを挿入した3層構造の道路を設計した”ということですぐに和訳できたのですが、In search of〜以下の文章の意味を取ることができず、後半の和訳できた文章につなげることができなかったのです。In search of 〜が”〜を探して”という熟語でこれを覚えることが目的なのですが、その後の探す対象であるa way to use everyday roads が訳せなかったのです。その後のas a way of making energyで”エネルギーを作る方法として”として何かを探していたことはわかるのですが、その何かに相当する部分が和訳しづらいのです。a way to use everyday roads はa way to use roads everydayならばわかるが・・などと思いながら辞書を開くと、長年、間違っていたことがわかりました。everydayは形容詞で”日常的な”という意味で必ず名詞の前に置くのが正しく”毎日〜する”という副詞として使う場合にはevery dayとevery とdayは分けなければならない書いてありました。つまり、この文章では”日常的な道路”と形容詞で訳すべきで”日常的な道路を使う方法”と不定詞の形容詞的用法で解釈すべきだったわけです。しかし、ここまできても、直訳すると”エネルギーを作る方法として日常的な道路を使う方法を探して・・”となり、なんかしっくりきません。ここからは、この直訳に対してどのような日本語がしっくりくるかというのを想像しなければなりません。正解は

 ”エネルギーを作るのに日常的な道路を使う方法を探して、米国企業の専門家が中間層にソーラパネルを挿入した3層構造の道路を設計した”

 でした。つまり、as a wayを”方法として”と訳すと全体がしっくりこないのです。でも、everydayをもし副詞で訳していたら、”毎日、道路を使う方法”を探すことになり、正しく訳せないため、想像力以前にやはり、”文法に忠実に直訳すること”が先決だと改めて感じました。

英語の読み方

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 昨日から2020年12月 中公新書出版で比較的、新しい、北村一真著 ”英語の読み方”を読み始めました。以前も似た様な本を持っていたのですが、出版された時代が古く、根性論や苦行の様な事ばかり書かれていたため、半分くらい読んでBook Offに売りました。従って、この本を買うにあたり、902円(税込)を出資する価値があるのかどうか?と相当な時間、立ち読みして結局、買いました。悩んでいる時は、今、すぐ読みたいと言うわけではなく、新品である必要もないので、できるだけAmazonで中古を探して買うのですが、今回は送料を入れると200円程度しか安くならなかったため、新品をTsutayaで買いました。サブタイトルに”ニュース、SNSから小説まで”と書かれていて、出版が1年ほど前で、新しかったのが購入を後押ししてくれました。

 ”第1章 英文を読む前に”に文法と語彙力を試すところがあるのですが、文法は例文3題中、2題は何とか意味がとれたものの、1題はさっぱり。まぁ、この3題に対して手も足も出なかった人は”大学受験レベルの英語学習”をやり直した方が良いと書かれてあったのですが2/3題はクリアできたので、文法は良しとしました。次に単語、熟語の語彙力のテストですが、著者がオンライン上の英語ニュースで頻度の高いものを拾ったものでしたが、全滅でした。つまり、単語4問+熟語3問が全て知らないものだったということです。大学受験レベルより少しレベルが高いものらしいですが、私も技術系とは言え、一応、海外顧客を相手にしているので、全滅というのは、ちょっとショックでした。アドバイスは英検の”でる順パス単(準一級/一級)”の単語帳を覚えることでした。つまり、私は少なくとも英語ニュースを聞き取るスタートラインにすら立っていないことが、この本を読む進めているとだんだん、わかってきました。

 英語圏のニュースキャスタは1分間に平均150語を話すそうなのですが、少なくとも、その速度で同じ英文を読んで理解できなければ、聞き取れるはずはないというのが、この著者の持論で、読む力を先に伸ばさなければ一生、聞き取ることはできないということを改めて自覚しました。受験英語こそ、私がまず行うべきことでコツコツと単語や熟語を増やし、長文読解の問題(またはReaderの教本)の英文を正しく訳すことに軸足を置いた英語学習に切り替える必要がありそうです。確かに仕事でも自覚はしていました。私はSpec(仕様書)やレターなどの英文を読むのが非常に遅いし、時間をかけても英訳しても意味を履き違えている場合がこれまで多々ありました。仕事で直面する英文に関しては、知らない単語を1つ1つ調べ、文法に則した解釈をやっている時間はないし、自分の専門技術がバックグランドにあることがほとんどでおおよその意味は予想できるため、斜め読みをしていることが多いです。しかし、ニュースや日常会話は読めない文章は、まず、聞き取れないし、バックグランドで予想できることは限られているはず。

 この本を読むことと並行して、今度こそ、腰を据えて単語、熟語の暗記と長文読解を集中的に行うことを決意しました。

 

酒の効果

 

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 年末年始の付き合いも終わり、昨日から禁酒を再開しています。11月まで約3月間、禁酒していたのですが、年末から年始にかけて飲み会が増えることを予想し、慣らし運転が必要と言い訳しながら、12月上旬から徐々に晩酌を再開し、1月3日まで約1ヶ月間飲み続けてきました。そもそも、晩酌は知的生活に相反する行為であり、酒は弱い方なので、飲まなくて良い酒は出来るだけ飲まないというスタンスで臨んでいました。しかし、一方で酒を飲まない(飲めない)のは人生、損している気がしていて、かつ、夜の時間に独学や趣味をやらないのであれば、飲んだ方が精神衛生上も良いのではないか?と思う、もう1人の自分が居ることもまた事実です。現実、特に出勤して仕事をする場合、帰宅後、独学などやる気にならず、夕食の時間までダラダラ過ごし、夕食後はすぐに横になって眠くなるということが頻繁だったため、晩酌を再開した12月上旬は禁酒など意味が無いとすら思っていたぐらいです。

 私は酒はその種類は何であろうが、お互いが心を開くために飲むべきものであることを今回、弟やその子供たち(甥や姪)と飲んでいて理解しました。つまり、会話のない1人の晩酌は結局、酔う意味がないと思ったのです。普段、私は照れ臭いというのもあり、首都圏に住んでいる彼らと自分からLineなどでコミュニケーションを取ることはなく、いつも突然、飛んでくるLineに反応するのが精一杯でした。弟は身内なのに照れ臭いというのが、特に女性の方は理解できないかもしれませんが、改めて男兄弟で心を開いて話すなど、もはや、50歳を超えるとなかなかハードルが高いものです。しかし、この照れを拭い去り、程良くハイな気分にしてくれるのが酒であり、弟は日本酒、私はワインで今回、正月に飲んで話してみましたが、非常にスムースに話すことができた気がしました。ここに一番、酒の強い甥っ子が焼酎で参戦するわけですが、彼も就職内定した大学4年生でもう大人の会話ができるため、なかなか楽しいひと時を過ごすことができました。一方、姪っ子(甥っ子の妹)は家族からちょっと浮いた存在で、なかなか、家族と馴染めず、その悩みを私たち夫婦だけにぶつけてきます。お父さんやお母さんが普通なのかどうかという話を父母兄抜きでしたかった様です。これも酒を飲んでいないとなかなか難しい相談。

 しかし、こんなに便利な酒ですが、飲んで話す相手がいないのであれば、夕方の貴重な時間は晩酌に使うのではなく、やはり、自分を向上させる時間に有効活用すべきだと思い直し、再度、有期で禁酒することにしたのです。うちは妻も階下に暮らしている父母も全く酒を飲めない体質。正確に言えば父は飲めるのですが、若い頃から家で飲む習慣がなく、最近は体を壊し手術をしたのを機にセーブしているため、飲めないのです。また、我が娘はまだ高校生なので飲ませるわけにいかないし、正月が終わって、弟の家族が帰ってしまい、飲んで話す相手がいません。これをチャンスと捉え、独学やギターの基礎練に充てて、昨年、実行できなかったことを加速させたいと思います。

 

昨年の反省

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 年明け一発目になります。毎年、今年の目標を設定し、絶対にやろうと決意するのですが、昨年の目標で継続できていると言えるのは、英語学習とRunningのみ。但し、英語学習も大西先生のラジオ英会話のみでReading、Writingおよび英単語は全くです。仕事で MailやLetter 程度のReadingやWritingは、日々、やっているのですが、ちゃんとReading教材や英語ブログでそれらの強化を図ることを計画していたので、その意味では実行できていません。

 次の目標は大学院の専門教科の復習とギターを基礎からやり直すというもの。いずれも、ノスタルジックな動機は否めないものの、テーマは共通するものがあり、我流でやってきたことへの反省なのです。専門教科の方は大学時代はとにかく単位を落とさないことを優先するあまり、過去問の暗記に徹し、大学院ではある程度、深く研究できたものの時間ぎれで就職を優先せざるを得なかったということ。つまり、適当で半端に理解していることが多いのです。一方、ギターは中学生から始めて、好きな曲を耳でコピーし我流で弾き、自分でオリジナルソングを作る様になると、それも理論は一切、無視して、我流で作詞作曲をやって、今があります。一応、音にはなっているものの、自分の感性や我流の弾き癖の枠から広がることはないため、リフもソロも単純なものしか生まれてきません。これらを改善したかったのです。ですが・・結局、基礎練的なモノに耐えられず、実行できなかったというのが敗因だと思います。

 かなりいい線まで達成できたのがオリジナルのブログHPを作りで、最初はHTML+CSSで書いてある程度まで作ったのですが、カテゴリや日付別に分類させるというところが、うまくいかず、それならばWordpressで作れば良いと割り切って作り直しました。そういう意味では100点ではないけれど、70点のものは出来上がっています。残念ながら、現在の投稿数ではなかなか、アクセス数は伸びていません。

 最後がプログラミング。Pythonで簡単なグラフを描かせるところまでは習得できましたが、大学院の専門教科の1つである自動制御の解析をPythonでプログラミングして実行させるのがそもそもの目標でした。しかしながら、自動制御の手計算による計算ミスがあり、そこから解析が進まず、結果、プログラミングに至りませんでした。年末に奮起して再計算をしようとしたのですが、叶わず、年が明けてしまいました。

 昨年の反省はここまでにして、年始に新たな目標を立てる必要はなく、これらを1月から再始動させるしかないと思っていますが、これから飲み食いが多いのでその嵐が過ぎ去った後にスタートし、そこまでは飲み食いを楽しむことにします。

サプリメント

 

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 私は現在、3つのサプリメントを愛飲しています。1つは”牡蠣&ウコン たのもし”というもので詳細は以下にファンケルオンラインのURLを貼っておきますが、晩酌をする人には欠かせないサプリです。1ヶ月 2500 円ぐらいですかね。晩酌と言っても1日にビール350mlが1缶、ワインが赤白 グラス2杯程度なのですが、私はアルコールに弱いのでこれでも翌朝、軽い2日酔いになったり、胃もたれする場合があります。このサプリを飲み出してから、1ヶ月経っていませんが、私には非常にあっている様で翌朝の不快感はなくなりました

(ファンケル) https://www.fancl.co.jp/healthy/item/5357a

 次は小林製薬のエディケアEXというやつで、1ヶ月あたり13,000円ほどするちょっとお高いサプリ。読んでもらうとわかると思いますが、男性の切実な悩みに応えてくれる夢のサプリです。自覚し始めたのが47歳ぐらいからですかね。しばらく行為をしなければ、全然、Lessで行けることや、たまに行為に至っても、最初は調子が良いのですが、だんだん、この行為そのものをやっていることがだんだん、バカらしくなって途中萎えてしまうのです。妻に飽きたということではなく、他の女性であっても、そういう行為をしたいと感じず、まず、面倒臭いのです。そして、やったらやったで結果の見えている行為を無意味に感じ、白けてしまう。しかし、ある時、我らが金八先生、武田鉄矢さんがワイドなショーで言っておられたのです。Sexは自分だけが気持ち良ければいいという考えが、そもそも、間違っていて、相手を喜ばせる目的の行為であって、そして一緒に昇天することに意味があるのだと。自分が快楽を得るだけならば、自慰行為で十分じゃないかという言葉に目が覚めました。じゃあ、少し高いけど、ランニングにも強壮剤になりうるので、このサプリにすがってみようと。効果はですね・・少し恥ずかしいですが、広告通りです。女性に飢えてSexばかりを求める感じではなく、行為をしだすと、私の場合は最大値を維持したままで、持続力が増した感じはします。また、ランニングにも効いている様でかなり飛ばしてもバテにくくなっています。

(小林製薬)https://www2.kobayashi.co.jp/seihin/lt/dt/edicare/5/?gclid=EAIaIQobChMI6fPA3OuF9QIVBgRgCh1PfQCBEAAYASAAEgLNgPD_BwE

 最後はサントリーのDHA&EPA+セサミンEXで1ヶ月 4,650円のサプリで、これは脳の活性化とアンチエージングの為に愛飲しています。このサプリはおそらく、死ぬまで飲み続けるだろうと予想しています。私はとにかく、仕事もプライベートな独学でも頭を使うことが多いですが、最近、記憶力が低下し、色々なミスも多くなってきました。特にメールの誤字や思い込み、そして、専門書でも普通の本でも、読書する根気が年々、なくなってきています。サプリを飲んでようやく、実年齢よりは脳を活性化できていると思っており、これを止めるとちょっと、維持できる自信がありません。仕事でアイデアがよく出ますね・・と今でも褒められるのは、おそらく、このサプリのおかげだと思っています。

(サントリーウエルネス)https://www.suntory-kenko.com/supplement/main/43322/?fromid=pc_bp_1

 こんな感じでサプリに毎月、20,000円つぎ込んでいる感じですが、生命保険を見直し、保険料を抑えたので、今後は少し楽になると思います。脳も体も若くありたいので、何とか続けられるだけの稼ぎは、もうしばらく維持したいと考えています。

痙攣性発声障害:無声音と話す速度

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 外転型だけに限ったことかもしれないし、私の声のキーに依存している可能性もあるのかもしれませんが、努力発声の時は声のキーが比較的、高くなっていることが多いです。しかし、甲状軟骨形成術1型という手術は元々は本人が一番、発声しやすい、または、最も響きやすい音を手術中、探りながら、そこで声帯がうまく振動する様にクリアランス調整をしているので、その理想的な音域と比較した場合、明らかに努力発声の時に出てしまう音は高いと感じます。術後1年間は、とにかく通常より低い声で話すことを心がけてくださいと主治医から言われていました。私の場合は、比較的、低音の方がよく響くという判断で今の位置に声帯のクリアランスがくるよう、骨を削って合わせている感じです。しかし、本人にとっては、そういう自覚なく、歌う時も、話す時も、そのよく響くと診断されている低音よりは、明らかに高い音を使っていた訳で、すでに術後3年経過しましたが、なかなか、低音で話し続けることが難しいです。お酒を飲んだ翌日は酔いに任せて、大声で話しているのか、声が枯れており、割と低い声になるため、出しやすい時もあるのですが、それを維持するというのが非常に難しいです。

 低い声というのはそもそも無声音に近づくため、コソコソ話の声が入り混じっている状態になることが多く、文末がよく聞き取れない場合に聞き返されることがあります。勿論、相手が聞こえる様に声を張れば、より高音に近づくため、外転型の私は声帯は開き勝手になり、声が抜けてしまい、息継ぎが増え、苦しい努力発声に近づきます。内転型の人はその逆で声帯は閉まる方向になる、声が詰まるそうですが、その経験は、勿論、ありません。外転型の方はやってみると分かると思いますが、無声音、つまり、コソコソ話をすると、全く、普通通りに息継ぎをせず話し通すことができると思います。しかし、いくらスムーズに息継ぎなく話せるからと言ってコソコソ話を続けることは変な癖がつき、声帯にも負担がかかるため、禁止されています。ここに少しでも音を乗せ有声音にしようとすると途端、息継ぎを頻繁にしなければ、明瞭な音にならないため、普通に話す速度では息切れするはずです。経験的には無声音の声帯位置付近でいかに声帯を低音で響かせることができるかが、外転型の私の場合はポイントです。

 無声音が混じり文章や言葉の端々が聞き取りにくいことや、ゆっくりした話し方を許容してもらえるケースがたまにあるのですが、この状態を継続していくと、非常にスムースに息継ぎなく低音で話すことができる様になる場合があります。それを感じたのが、宴会などの挨拶を任され、マイクの前で20分程度、挨拶をした時でした。マイクは弱々しい声でもある程度の声を拾い、かつ、挨拶ですから、比較的、ゆっくりと落ち着いて話すことを求められます。聴講している相手に時々、質問して、間をもたすことができるプレゼンなども同じ場合があります。つまり、低音で時々無声音になっても、気にせず、なるべく息切れしない様にゆっくり話す習慣をつけることが外転型の場合には必要な様です。

知的生活の覚悟

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 年末、年始に向けて酒の付き合いが増えるので、半年ほど続けてきた禁酒を解禁し、晩酌を再開しています。いきなり、外で飲んで酔いがまわりすぎ、貧血を起こしたり、醜態を晒すことになってはいけないので、日頃から少しずつ慣らし運転をしておく必要があるのです。しかし、アル中とはよく言ったもので、晩酌し出すと、その時刻になれば酒が欲しくなります。今日のように在宅勤務の時は始業6:30-終業15:30で16:00にランニングに行って、17:00には晩酌開始できる状態です。しかし、在宅勤務で歩数も少ないのに12:00-13:00の昼休み時間を持て余し、昼食まで取ってしまっていたので、12:00〜ランニングに行って昼食を取らないことにしました。さらにブログを書く時間が極端に減っているので、在宅勤務の火木と土日の4回/週はブログを書こうと決め、16:00〜17:00をその時間に充てることにしました。

 晩酌をしていなかった頃は17:00以降も夕食まで独学の時間と称して大学の専門教科のやり直しや読書を試みてみたものの、何か人生損している気になっていて、会社勤めが終わった後には、どうしても解放感に浸りたい気持ちの方が優勢になってきていました。要は酒を飲もうが飲むまいが、そんな気分には到底なれなかったということです。もちろん、会社のない土日には独学やギターの練習などをしたいという前向きな気分になるので、ポイントは会社でどれだけのエネルギーを消耗したか?ということだと思います。定年後に退屈しない様、今のうちに何か集中できるものを見つけ準備をしておけというアドバイスをあっちこっちから聞き、なるほどねと思って、その準備も兼ねて独学をしようとしていたのですが、よくよく考えてみると私の場合は定年後に仕事の代わりになることが何か?を既にわかっているわけです。別に何か資格試験などを目指していて、そのタイムリミットがあるわけでもなし、現役時代から本業が終わった後まで一心不乱に定年に備えて独学に勤しむということ自体がそもそも不自然だと悟りました。

 もう少し、自分はどうありたいか?ということを正直に自分の問うてみようと考えています。エネルギーがあれば、このブログのメインテーマの様に知的生活を主軸にした生活をしたいことは間違いないのです。では、何かを学んだとして、その知識を具体的にどう活かすのか?これが英語学習も含め明確ではありません。大学や大学院の専門教科については、学生時代の消化不良を解消するために専門教科を今一度、きちんと学びたいという動機は明らかだが、それをやってどうするのか?単純にあの時代のノスタルジックな気分だけを味わいたいだけで、別に学問や研究に興味があるわけではないのではないか?英語学習も然り。話せたら、書けたら、格好が良いというだけのために学んでいないか?結局、その先がいまいち、明確になりません。老後の暇つぶしの準備だけならば土日だけで十分。しかし、独学や知的生活への覚悟はそんなものだったのか?を今一度、明確にしたいと思っています。

定年後の生活

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 あと5年で定年です。それまで、目立たなくて良いので、人に疎まれることなく、世話になった会社へ奉公できれば良いと思っています。若い頃は、現場(海外現地)や工場が多く、コンプライアンスなども今ほど煩くなく、サービス残業は当たり前。45歳までの20年間は、上司に命じられるまま、あくせく働いてきたこともあり、体を壊しました。それ以降、あまり出世とか、必要以上の金には興味がなく、共働きで子供も娘1人しかいないので、健康管理とプライベートの方に軸足を移して、あまりストレスを溜めない働き方をしてきました。そういう意味では定年後に何をするか?に悩むことは絶対に無いと断言でき、早く退職をしたいと思っている人間の1人です。

 ゴールを迎える直前や迎えた途端、まるで役目を終えたかの様にあの世へ召される人を何人か見てきましたが、こんな残酷な人生もないと思います。もちろん、家族のために働くというのは、それなりに意義のあることだと思いますが、それが人生の全てなのか?と僕は思うのです。定年して時間ができたら、旅行でもして、家も改築して・・・なんて、私の年金と退職金では、そんな壮大な冒険ができないことは明らかです。しかし、健康でありさえすれば、今の様に軽いランニングで汗を流し、お手製のイタリアンをワインで味わい、食後のTea Timeを妻や娘と会話楽しむとか、英語学習や自身の専門である自動制御の研究等、学会に属しながらの知的生活を続けることとか、あるいは作曲やブログなどの創作活動も今まで通りにできます。おそらく、僕の定年は、そんなに退屈ではなく、小遣い上限を50,000円/月として過ごすアイデアを考えることで、1日はあっと言う間に過ぎる思います。

 これが昨年まで僕が考えていた定年後の理想的な知的生活の迎え方でした。しかし、最近は本当にそれが良いのか?と思う様になりました。記載している通り、仕事を辞めても、やることはたくさんあります。しかし、一方で、全部、1人できることばかりであり、全く、他人と接することのない生活になります。娘が進学や就職して他県に出ていけば、会話するのは両親と妻だけです。さぁ、そんな生活を続けた場合、ランニングなどの適度な運動は継続でき、サプリを愛用できたとして、今の若さを維持することができるでしょうか?芸能人が実年齢より若いのはメイクさんやスタイリストさんがついているからだけではなく、やはり、人に見られているという緊張感が若さの源になっているといいます。他人に接していれば、面倒臭くても、清潔感に気を使うし、おしゃれにもなります。もし、若さを維持するために他人との繋がりを求めて、サークルや団体に属すと、働いてもいないのに、余計な出資が伴います。そうであれば、疎まれない程度に今の仕事を続けるというのが最良の選択肢ではないか?と思うのです。知的生活のために気力や体力は残す必要があるので、適度な働き方が求められます。一方で、適度な働き方をするロートルほど、使い辛いはずなので、そこは注意しなければなりませんね。

痙攣性発声障害4:努力発声

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 前回、11月4日に痙攣性発声障害3:甲状軟骨形成術を投稿して約1ヶ月経ち、少し間が空きましたが、術後3年になりますので、今の状況を綴ってみたいと思います。結論から言えば発症前の状態には回復していません。しかし、リハビリだけを行っていた頃に比べれば、発声しやすくなっているのは事実です。日によって状態が変わるということが多く、この原因の1つと考えているのは、興奮して努力発声で会話した後や自分の音域より高い音域の歌をファルセット気味で歌った後に普通の音域での会話がしにくくなるということです。努力発声とは文字通り、力んで話すことです。声帯が開くためにうまく振動しないのが、この外転型の原因で声帯の振動不良で発しているスカスカの音を大きな声として届けるには複式で発声するしかないわけです。喉に力を入れたとしても、力めば力むほど、声帯が開くのですから、それは逆効果であり、早口で話すのも、あまりよくありません。しかし、やっていただくとわかると思いますが複式呼吸で会話する状態を長く続けることはできません。結局、静かに落ち着いてゆっくり話すしかないのです。ところが、この理屈を頭で理解し、落ち着いて静かに話していても、途中で相手に聞き返されると反射的に喉に力を入れてしまい、だんだん、努力発声になってきます。喉に力を入れても声帯が開くだけなので、ますますスカスカになり、また複式呼吸で話すという繰り返しです。気づいたら少々、過呼吸気味になり、長い会議の後などは胸部から腹部までパンパンだし、痺れていることもあります。

 熊本でやっていたリハビリは今はやっていませんので、日常会話や英語学習時の音読がそのリハビリの代わりになっています。3年経って思うのはおそらくリハビリだけを続けていてもここまでの回復は見込めなかったということと、逆にこのまま普通の生活をしていて、これ以上の回復が望めるのか?ということです。京都のヒロシバ耳鼻咽喉科では術後1年目の診断でさらに手術で声帯の位置を狭めることはできると言われていて、再手術も提案されました。私の生命保険の特約規定では100% 適用できるので京都までの旅費はかかりますが、手術代と入院費はただです。しかし、術後1週間は、一切、話せない筆談生活を余儀なくされることで会社を休むことになります。前後合わせると結局、2週間は会社を病欠しなければなりません。それと引き換えに再出術でどこまで回復するのか?に疑問があったし、その当時はリハビリで改善する可能性もあると思い、再手術は断りました。しかし、今は少し迷っています。

 この迷いはコロナの影響でネットミーティングが主流になったことや、面着の会議ではマスクをつけて会議に臨まなければならないため、静かに冷静に話すというのが、よりやりづらくなってきていることに起因しています。むしろネットミーティングの方がマイクのボリュームで声を調整できて良いと最近気づきましたが、ネットミーティングではホワイトボードを使ったアナログな説明ができないので、今ひとつ、説得力に欠けるというのが弱点。一方、面着の場合、Face Shieldをすることも考えましたが、ほとんどの人がマスクで参加している中、ちょっと浮きそうでつける勇気がありません。長くてもあと10年の会社生活をいかに乗り切るか?が喫緊の課題です。

事実と推定

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 自分自身もまだまだ修行が足らず、気づいた時にはもう遅いということが仕事においてあるのですが、事実と推定を区別せずに情報を発信してしまうことが少なくありません。この原因は自分の意見や考えを他人に理解してもらい賛成してもらい、多数の賛同を得て事を進めなければならないケースでよく起こります。例えばPowerPointのプレゼン資料でも良いですがを賛同を得たい人に見てもらい意見を求めることをレビュー(Review)を受けると言い、そのレビュー結果に対して議論をし、結論をその資料や考え方に反映して、より良いものにすることをブラッシュアップ(Brush-up)と言ったりします。このレビュー結果には、自分とは考え方が合わない意見も含まれるため、その合わない意見を提案している相手に自分寄りの考え方に改めてもらう為に自分が正しいことを力説する時に、事実と推定の混乱は起こりやすいわけです。事実は誰がどの方向から見ても変わらない真理であり、それを証明できる裏付けがあるはずです。一方、推定はその裏付けに確証がなくあくまで、その裏付けが確かならば、こういう事実が得られるという条件つきの真理です。そういう意味でレビュー結果で議論している内容が推定ならば、裏付けの仮定の仕方で何通りも意見が出てくる場合があるはずです。つまり、仮定した裏付けの妥当性を議論していることと同意であり、論破するには相手の仮定が現実的ではないこと説明して納得してもらう必要があるわけです。

ところが、冷静な時には、このことが頭で理解できていても、相手の意見を尊重する余裕を無くしている場合には、まるで、自分の推定が事実であるかの様な発言をしてしまうことがあります。私は電気工学の大学院を卒業する時点までは”絶対に真実を検証もせずに、理解した気にならず、推定ならばそれが事実になるまで明言しない”と誓って社会に出たのですが、会社生活30年間の前半15年間はそれが許される仕事は与えてもらえなかったと思っています。武田邦彦先生がよくご自身のYOU TUBE Blogでおっしゃられている科学者が最もやってはいけない”予測で決断すること”を選択しなければならない場面が多かったと感じています。ある程度のリスクをとって、見切り発射でやるのが仕事であって、悠長に構えていると機を逃すと教え込まれてきたのです。今の 60代後半から70代が私の直属の上司や先輩であり、忙しい時代でもありました。しかし、彼らの指導は”推定が事実になる前に進めよ”ということと同じで、私は次第に真実で物事を進めることができなくなりましたし、”経験的に正しい”と言い切る場面が増えていったのでした。振り返ってみれば、たまたま、立てた推定が大きく外れずに得た過去の成功体験を正しいと言い切って、現在の仕事の表面だけを見て、憶測で進めているのですから詰めが甘く、危ない状態に陥ることもあったと記憶します。

しかし、そんな時代から現在は私が大学院を卒業する時に誓った”絶対に真実を検証もせずに、理解した気にならず、推定ならばそれが事実になるまで明言しない”が通用しやすい時代に変わったと感じます。YOU TUBEの日経テレ東大学にRe:Hackという2チャンネル創設者のヒロユキさんと成田悠輔さんがホストで、そこに大物ゲストを迎えてトークする番組があるのですが、この30代のホスト2人がそれこそ70代−80代の政治家や評論家を相手に歯に絹せぬトークをするのを聞いていると”推定を良しとせず、事実に従って具体的に議論することを良しとする文化”を感じるのです。顕著だったのはゲストに田原総一郎さんを迎えた会と竹中平蔵さんの会のトークでした。ヒロユキさんや成田さんがこの2人のゲストに具体策の提示を求めるのですが、その追求の仕方が”事実であるならば証拠を見せろ”という感じなのです。50代の私から見てもこの2人のゲストは推測に基づき、自身の経験で物事の是非を断言している様に見えましたし、現実に根拠や具体策を提示するには至っておらず、押され気味に見えました。旗色が悪くなると怒り出すおじさんゲストに対して、少し同情はするものの、冷静な30代のホストの応対は日本がグローバルに成熟する上で正しい道に進んでいる様に見えました。興味がある方は一度、ご覧になってください。