SIMロック禁止

 10月1日から自社回線しか通信不能とするSIMロックを原則禁止にする方針にすると総務省から発表がありました。私がこのSIMの存在を意識する様になったのは2005年頃だったと思います。当時、うちの会社に来ていた香港のクライアントが、何やら、SDカードの様なものを携帯電話から取り出して、入れ替えている操作を見たのが、最初だったと思います。最初、私は撮影した写真などのデータを携帯電話のハードディスクからコンパクトなSDカードに移し替えているのか?と思っていました。そんな面倒なことをせずともケーブルで直接、PCへ繋げばいいのにと思いながらも、直接、繋ぐ事ができない制約が何かあるのだろうと思っていました。しかし、どうも、いくつかのカードを入れ替えている様に見えたので、一体、何をやっているのですか?と確認したところ、日本に来たので日本のキャリアのSIMを買って、入れ替えている。一緒に日本に来ている同僚や日本の友人と連絡を取るのに、日本の中で香港のキャリアのままでも連絡は取れるが、国際電話で連絡するのは電話代が馬鹿にならないので、日本のキャリアで連絡を取れる様にする為だと言うのです。auか?docomoか?どのキャリアのSIMだったかは、確認しなかったのですが、とにかく、日本のキャリアであったことは間違いありません。そんなことができるのか・・と当時、中東やフィリピンへの出張が多かった私は自分が海外出張に行っても手持ちの携帯でそれができるのか?について、auに確認をしました。それができるならば、いちいち、国際電話用の携帯をテレコムからレンタルして出張する必要はないし、そのテレコムの携帯ですら、私の滞在国にキャリアが存在していないため、結局、シンガポール経由となり、例えばクウェートに同行している、すぐ近くのホテルの同僚にシンガポール経由の国際電話でちょっとした要件の電話をしても、ものすごい通話料金を取られていたわけです。いくら会社が負担してくれるからといっても、出張経費の無駄遣いであり、何とかしたいと思っていました。しかし、auからは一言、”当社の携帯はSIMロックがかかっていますから、当社のSIMで通話はできないことになっています。auは中近東の大抵の国でそのまま使えますから、3Gと4Gの切り替えは発生しますが、ご安心を”というドライな返事でした。ここで初めてSIMロックという言葉を耳にしました。当時はiPhone 5か5sを使っていたと思うのですが、このSIMロックについてApple社を含め、色々、聞いて回ったことを覚えています。結局、出張先のクウェートでNokiaのSIM Freeスマホを購入して、しばらく使っていたのですが、よくよく、考えると最初からApple On Line StoreでSIM FreeのiPhoneを買えば良かったんじゃないのか?ということに気づき5sのSIM Freeを購入しなおしました。Nokiaがだいぶん、劣化してバッテリーの持ちが悪くなっていたのと、Nokia自体が日本から撤退していた時期で、日本でのメンテが難しくなってきたというのがその理由です。一時はこのNokiaにauのSIMを入れて使っていたこともあったのですが、日本語入力がいまいちで使いづらい為、結局、出張専用になっていました。そんなこんなでSim Freeの5sを日本と海外出張先の両方で使っていたのですが、auに2年縛りのルールができてから、Sim FreeのiPhoneをApple Storeから満額払って、毎回、機種変するのと、auしか使えないSIMロックのかかったiPhoneだが、2年ごとに半額で機種変できるのは、どちらが良いか?という選択をすることになりました。結局、滅多に行かない海外出張のためにSim FreeのiPhoneは贅沢だということで、その後はずっと2年縛りに乗っかってauから買っています。海外出張はコロナの影響もあり減ったし、コロナ禍ではないとしても年々、アクティブな出張は減り滞在期間も短くなってきてはいたので、今更、Sim Freeになってくれてもね・・という残念な思いはありますが、同時にやっと日本もSim Freeになったか・・と感慨深い思いもあります。IT後進国 日本はもはや韓国や中国より遅れていましたし、au,NTT及びSoftbankの3大キャリアの独占でしたから、自由競争で価格が下がることを期待しています。そういう意味で菅内閣は国民の味方ですね。

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